トラウマ天カセ

こんにちは、ユウクリーンサービスの大竹です。
栃木県中心に北関東の一部でエアコンクリーニングをメインに
ハウスクリーニングを営んでいます。
先月パナの10年以上前の天カセ2方向で
なぞエラーに翻弄されたのでせすが、さすがに10年以上前の型だから
そうそう作業することはないだろうと思っていたら
先日作業する機会がありました(T_T)
まったく同じパナの13年前の2方向で、作業は非常にしやすいのですが
もうホントトラウマだったので内心「まじか~」って感じでした。
とりあえずいつも以上に慎重に作業しようと思ったのですが
作業前にお客様が17℃設定にしてたのですが、あんまり冷えてない・・・。
これは、いやこれこそ温度センサー壊れてない??
って思いながらバラしてみると、温度センサーの受けのところに
見慣れぬショートピンがささってました。
ショートピンは配線がそのピンの中で完結するような形になっていて
これさしとておくと、例えば温度センサーが不調だったりしても
信号がそのまま帰ってくるから、エラーとして認識しなくなります。
使い方的には、こうやってエラー出てるセンサーを誤認させたり
信号を入れっぱなしにしたいときなんかに使ったりますが
エアコンのセンサーでは初めて見ました。

で、そのショートピンには「パネルつけたら捨ててください」って書いてるタグが
くっついてたので、エアコンを入れるときに
配線保護のために(基盤の受け側が超短くて、断線の危険がある)
ショートピンつけておいて設置後に本来の形にするためのものなのでしょう。
それが10年以上経って、ずっとセンサーを誤認させる原因になってました。
お客様も17℃とかにしても冷えないから、クリーニングしてダメなら
壁掛けを入れようと思って・・・・。
って話してたので、まあ間違いなくこれが原因で設定温度と
実際の温度に乖離が出てたんでしょう。
作業は慎重にすすめて、いざ動作確認してみると
今回はまったくエラーもでず(^^;)
それどころか28℃でもがっつり冷えるようになりました。
これにはお客様もビックリ!
今までのはなんだったんだ・・・・って感じでした(^^;)
もっと早くクリーニング頼んでくれてれば・・とも思いますが
そもそも取り付け時にこんなトラップがあるとはだれも思わないですからね(^^;)
これも先日書いてた「適当業者の仕事」ってなるんでしょうね・・・。
冷えない時はガス抜けとかが一番に考えられますが
ごくまれにこういったこともある、というのを覚えておくと選択肢が広がります。
なんでも知っておくことですね。
ここまで読んでいただいてありがとうございました!